お風呂の窓をなくすメリットとデメリット
近年お風呂の窓をなくすリフォームをする方が増えています。ここではお風呂の窓をなくすことによるメリットとデメリット、リフォーム方法などをご紹介します。
お風呂の窓をなくすメリット
<重要>断熱性向上
お風呂場に窓があると夏は除湿対策になりますが、特に北国などの冬は冷気が入りやすい場所にもなります。窓をなくすことで断熱性が向上し、ヒートショックなどのリスクも軽減させることになります。
プライバシー保護
窓があるとどうしても外からの視線が気になります。目隠しをしたり、ブラインドを付けたりする方法もありますが、完全に封鎖することで全く外からの視線を気にせずに済むようになります。
防犯面の強化
お風呂場は空き巣の侵入口になる可能性がある場所です。面格子や防犯ガラスなどの対策もありますが、完全に封鎖すれば万が一にも侵入させない状態にできます。
掃除が楽になる
窓はカビなどが繁殖しやすい場所の一つです。窓が無ければ掃除の手間も少なくなり、ストレス軽減にもつながるということでリフォームされる方もいます。
お風呂の窓をなくすデメリット
自然光が入らなくなる
当たり前ですが窓がないと自然光が入らなくなります。そのため窓があった時と同じ照明だと雰囲気が暗くなるかもしれません。窓をなくす場合は照明設備の見直しも検討した方が良いでしょう。
換気能力が落ちる
窓がないと換気扇だけに頼った換気になります。換気扇の性能を再度確認し、問題ないかリフォーム業者に相談してみましょう。
お風呂の窓をなくす施工方法
壁にして塞ぐ
窓の外側と内側両方を施工し、壁にします。外壁は外観を損なわないように注意する必要があり、内側も既存の壁と同じ素材、色選びをする必要があります。施工期間は1週間程度見ておいた方が良いでしょう。
内側だけを塞ぐ
窓は残したまま、内側だけを塞ぐ方法です。外側の工事が不要なため壁にするよりもお手軽にリフォームできます。施工期間は1日~3日程度見ておきましょう。但し、窓部内側に結露させない対策が必要になりますので、リフォーム屋に相談の上進めましょう。
まとめ
お風呂の窓をなくすことはメリットもありますが、デメリットもあります。またご家族で窓があった方が良い方となくても良い方もいるでしょう。後悔しないためにもご家族と相談の上、信頼できるリフォーム業者に依頼しましょう。