外壁の防音リフォーム!外壁材の種類と性能

住まいを考える上で悩まされる「音」の問題。雨水の音や、車の走行音、場所によってはご近所の方の話声も気になるという方もいらっしゃいます。そんな時考えたいのが、外壁材です。外壁材は素材によって、遮音性や吸音性に違いがあります。今回は、そんな外壁材の種類と性能について解説していきます。
防音の種類
防音には「遮音」と「吸音」という2種類があります。「遮音」は読んで字のごとく音を遮るもの。外壁でいうと音を反射して、内部に届かない(遮る)ようにするタイプのものです。一方「吸音」も読んで字のごとく音を吸収するもの。素材に含まれる気泡や凹凸の形状が音を吸収し反響を和らげます。音響スタジオなどがわかりやすい例ではないでしょうか。
外壁材の種類と性能
ALC板
ALC板は、気泡を含んだ軽量コンクリートで、耐火性、防火性、断熱性、防音性が高いといわれます。材料に含まれた気泡構造が音を吸収し、非常に高い防音性を持ちます。
熱に強い一方で、寒さに弱いため、施工場所や気候条件を考慮する必要がありますので業者に相談しながら検討するのが良いでしょう。
金属系サイディング
金属系サイディングは、鋼板やアルミなどを使った金属製仕上げの外壁材です。軽量で、施工が容易なため、リフォームにも適しています。防音性能はALC板には劣りますが、窯業系サイディングよりも高く、遮音効果に期待が持てます。内部に断熱材や防音シートを組み合わせることで、さらに防音性を高めることができます。金属特有の響きが気になる場合は、吸音材と併用するのが良いでしょう。
窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜ合わせた外壁材になります。防音性能は他の外壁材に比べて低い傾向にあります。吸音性に優れているため、音の反響を減らす効果が期待できます。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂などを主原料として作られています。防音性は高くもなく、低くもなく「窯業系サイディング」と「木質系サイディング」の間ぐらいといえるでしょう。耐久性と耐候性に優れ、長期にわたり美しい外観を保てますが、高額になりがちです。但し、メンテナンスの手間は少ないため長期的に見ればコストを抑えることができます。デザインの選択肢が少ないのもデメリットの一つです。
木質系サイディング
木質系サイディングは、天然木を加工して作られ、ナチュラルで優しい印象を与えます。他の素材にはない独特の質感と言えるでしょう。防音性、断熱性は高いですが、防火性が低いのが難点です。また、他のサイディングに比べて定期的な塗装や防腐処理などのメンテナンスも必要になるため、長期的に見ても高額になりがちです。
まとめ
今回は、外壁材の種類と防音性能を記載しました。外壁材を選ぶ際は防音性の他、予算や家の構造、デザイン性、メンテナンスの必要性(コスト)など総合的に判断した方が良いでしょう。各々特徴があり、ご自宅の環境によっても適切な素材が変わってきますので、気になる点がありましたが、是非弊社までお問合せください。