外壁リフォームのシーリングとは?

外壁工事でよく使用される窯業系サイディングは複数の板材を張り合わせて外壁にすることで成り立ちます。複数のボードを張り合わせるという事は板と板の間につなぎ目(目地)が発生します。シーリングとは、この「目地」から雨水等を侵入するのを防ぐ、なくてはならない存在です。
シーリングとは?
シーリングはシリコンやポリウレタンなどの樹脂からなる、水や空気を通さない性質を持つ素材です。外壁の目地を埋めるものです。外壁の他、玄関のドア周り、キッチン、浴室、洗面所などの水周りに使用されることが多いです。
コーキングとの違い
目地材のことを「シーリング」又は「コーキング」と呼びますが、違いはなんでしょう?結論から言うと違いはほとんどないと思っていただいて結構です。両者の違いもあいまいですが、厳密にいうと「密閉するもの」が「シーリング」で、「隙間に詰めるもの」が「コーキング」です。工事業者と話をする機会がある場合、同じもののことを言っていると思って構いません。
シーリングの役割
シーリングは基本的に目地を埋めて雨水などを防ぐものですが、建物の揺れに合わせて外壁の破損をふせいでくれる役割もあります。破損することなく長持ちさせることができます。
シーリングの劣化を見るポイント
シーリングは雨水の浸食を防いだり、外壁の劣化を和らげたりしてくれますが、劣化が早めの商品になります。商品にもよりますが、およそ7年~10年ぐらいで劣化の確認した方がよいでしょう。以下では、業者にお願いする前に確認すべきポイントを説明します。
肉痩せがあるか
肉やせとは厚みがなくなり、表面から見たときに隙間ができてしまう現象のことです。
剥離していないか
剥離していると雨水が侵入している可能性があります。その場合、外壁自体が反り返ったりして外壁の劣化を早めてしまいますので要注意です。
ひび割れ
シーリングの表面に細かいひび割れが起こってしまうことがあります。原因としては建物の揺れや経年劣化などが考えられます。
シーリングの補修方法
シーリングの補修方法は2種類に分けられます。補修を検討中の方はそれぞれの特徴を把握したうえで業者に相談してみてください。
増し打ち
既存のシーリングの上から新しいシーリング材を充填する補修方法です。
費用相場
500円~1,000円程度/㎡
耐用年数
2~5年
メリット
比較的安価
デメリット
既存のシーリングの劣化が激しくなじまない場合剥がれる可能性がある
打ち替え
既存のシーリングを取り除いた上で新しいシーリング材を充填する補修方法です。
費用相場
1,000円~1,500円程度/㎡ ※既存コーキングの撤去費用は別途1~2万円
耐用年数
10年前後
メリット
耐用年数が長い
デメリット
増し打ちより時間とコストがかかる
いずれの工事も足場代が追加される可能性が高いため予め念頭に置いた方が良いでしょう。
まとめ
このようにシーリングは重要な役割を持ちます。お家の劣化が気になる方は外壁だけではなくシーリングも気にしてみてください。増し打ちという方法もありますが、耐用年数や既存シーリングとの相性の問題もありますので、基本的には打ち替えでの補修を推奨しています。どちらが適切か判断するのが難しい、自宅の状況に合わせてメリットやデメリットの話を聞いてみたいなどありましたら、お気軽にお問合せください。