DIYする?業者に頼む?洗面台の鏡交換費用と方法を解説

洗面台の鏡は洗面所の印象を大きく左右します。「なんとなく古くなってきたな」「ヒビが入ってしまって危ない」「もっとおしゃれな鏡にしたい!」とお考えの方はこの記事を参考にしてみてください。
今回は、洗面台の鏡を交換する方法と費用について、DIYでできる範囲や、専門業者に依頼すべきケースなどを詳しく解説していきます。
交換のタイミングとメリット
鏡を交換することで、洗面所の印象が大きく変わり、清潔感もアップします。また、機能性の高い鏡にすることで、日々の暮らしがより便利になるというメリットもあります。洗面台の鏡を交換する主な理由は、以下のようなものが挙げられます。
経年劣化・破損
鏡の寿命は約10年~15年と言われています。黒ずみや錆、ヒビ割れ、カビの発生などが気になる場合は交換時期です。
デザインの一新
洗面所の雰囲気を変えたい、よりスタイリッシュな空間にしたい場合に、鏡のデザインを変えるのは非常に効果的です。
機能性の向上
曇り止め機能付きや、LEDライト付きの鏡に交換することで、より快適な洗面空間を実現できます。
洗面台の鏡交換、DIYでできる?できない?
洗面台の鏡交換は、鏡の種類や取り付け方法によってDIYでできる場合と、専門業者に依頼した方が良い場合があります。
DIYでできるケース
主に、以下のタイプの鏡であれば、DIYでの交換も比較的容易です。
ミラーキャビネットに組み込まれていない、単独の鏡
・接着剤で固定されている場合
屋根は建物の一番上に乗っているだけではありません。地震の際には、建物全体と一体となって揺れる必要があります。そのためには、屋根の骨組みである小屋組と、建物の壁や柱をしっかりと金物などで緊結することが重要です。
・金具で固定されている場合
金具の種類によっては、ドライバーなどで簡単に取り外せるものもあります。新しい鏡の取り付け穴の位置が合うか確認が必要です。
賃貸物件などで、既存の鏡の上に貼り付けるタイプの鏡
薄いアクリルミラーなどを既存の鏡の上に貼り付ける方法です。原状回復を気にせず手軽に雰囲気を変えたい場合におすすめです。
DIYのポイントと注意点
・安全第一
鏡は割れやすく、破片で怪我をする可能性があります。軍手や保護メガネを着用し、作業中は十分注意してください。
・サイズの確認
既存の鏡のサイズを正確に測り、新しい鏡がぴったり収まるか、または取り付けスペースに余裕があるか確認しましょう。
・水平の確認
取り付けの際は、必ず水平器を使って鏡が真っ直ぐに取り付けられているか確認しましょう。
・ゴミの処理
割れた鏡の破片は、自治体の分別ルールに従って適切に処分しましょう。
業者に依頼した方が良いケース
以下の場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
ミラーキャビネットと一体型になっている鏡
洗面化粧台の扉の一部が鏡になっている場合、素人が分解・交換するのは非常に困難です。構造が複雑で、配線や給排水管が関わる可能性もあります。
壁に直接埋め込まれているタイプの鏡
壁に埋め込まれた鏡は、取り外しや取り付けに専門的な技術と工具が必要です。壁を傷つけたり、構造に影響を与えたりするリスクがあります。
電気配線が関わる鏡(LEDライト付き、曇り止めヒーター付きなど)
電気工事士の資格が必要な場合があり、DIYでの交換は感電や故障のリスクを伴います。
鏡のサイズが大きい、または重い場合
一人での作業が困難な場合や、落下のリスクが高い場合は、プロに任せた方が安全です。
DIYに自信がない、時間がない場合
無理をして失敗するよりも、プロに任せた方が安心で確実です。
洗面台の鏡交換にかかる費用相場
洗面台の鏡交換にかかる費用は、「鏡本体の価格」と「工事費用(業者に依頼する場合)」によって大きく変動します。
鏡本体の価格
汎用鏡
2,000円~10,000円程度
シンプルな長方形や丸型の鏡で、サイズやフレームの有無で価格が変わります。
デザイン性の高い鏡・機能付き鏡
10,000円~50,000円程度
フレームがおしゃれなもの、拡大鏡付き、LEDライト付き、曇り止めヒーター付きなど、機能が充実するほど高価になります。
オーダーメイド鏡
数万円~10万円以上
特定のサイズや形状、デザインにこだわりたい場合に、特注で作成してもらう鏡です。
工事費用(業者に依頼する場合)
・既存鏡の取り外し・処分費
3,000円~10,000円程度
・新しい鏡の取り付け費
10,000円~30,000円程度
鏡のサイズや種類、取り付けの難易度によって変動します。
・電気工事費(必要な場合)
5,000円~20,000円程度
LEDライト付きや曇り止めヒーター付きの鏡を設置する場合にかかります。
総額としては、業者に依頼した場合、鏡本体の費用と合わせて2万円~8万円程度が目安となるでしょう。 ただし、洗面化粧台全体の交換となる場合は、10万円を超えることもあります。
業者選びのポイント
業者に依頼する際は、以下の点に注意して選ぶと良いでしょう。
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者に見積もりを依頼することで、適正価格を把握し、比較検討することができます。
実績と経験が豊富か
洗面台の鏡交換の実績が豊富で、信頼できる業者を選びましょう。ウェブサイトの施工事例なども参考にしてください。
保証やアフターサービス
万が一のトラブルに備え、保証制度やアフターサービスが充実しているか確認しましょう。
コミュニケーションがスムーズか
質問や相談に対して丁寧に答えてくれるか、こちらの要望をしっかり聞いてくれるかなど、担当者の対応も重要です。
まとめ
洗面台の鏡交換は、DIYで手軽にできるものから、専門業者に依頼すべき大掛かりなものまで様々です。ご自身のスキルや予算、鏡の種類に合わせて最適な方法を選びましょう。
洗面所の鏡を新しくすることで、毎日の洗面タイムがもっと快適に、そして洗面所全体が明るくおしゃれな空間に生まれ変わります。ぜひこの機会に、洗面台の鏡交換を検討してみてはいかがでしょうか。