トイレリフォームをする時期は?築何年が目安?リフォームのきっかけや施工費用もご紹介

トイレは、毎日の生活で必要不可欠なもの。だからこそ、いつでも快適な状態を保っておきたい場所です。しかし、時間が経てば故障をしていなくても劣化が進み、いつか寿命が来てしまうものです。この記事では、トイレリフォームの目安時期ときっかけになるポイントなどをご紹介していきます。
トイレの寿命は?
トイレの寿命はおおよそ10年といわれています。トイレ本体で見ると、モノによっては100年以上使えると言われていますが、本体以外のタンク、配管、パッキンなどを考えると10年が妥当といえます。7~8年ぐらいから不具合が出てくる可能性もありますので、このころからトイレを気にしてあげて10年をめどにリフォームを検討してみると良いでしょう。
トイレリフォームを考えるきっかけ
まずは10年経過したかどうかになりますが、それ以外にはどんな時にリフォームを検討すべきでしょうか。まだ使えていると思っていても、見えていない内部が劣化している可能性があるので、メンテナンスをしながら様子を見ましょう。
破損や劣化
トイレの詰まり、便座のひび割れ、水漏れ・レバーを回しても流れないなどといった直接的な破損・劣化や臭いや汚れが落ちにくくなったという場合でもリフォームを検討して業者に相談してみると良いでしょう。
レバーの不具合や浮き球の破損、パッキンの劣化などの場合は部品の交換又はDIYで済む可能性がありますので一度に見てもらうのが良いです。水漏れなどの場合は自分でチェックして原因が特定できることもありますので、試してみてください。
<水漏れの原因はこちら>https://iwill-company.co.jp/%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%ac%e3%83%aa%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/1825/
シャワートイレの故障
シャワートイレは便利なため、頻繁に使用している方は多いでしょう。頻繁に使用すれば早く壊れてしまう可能性も高まります。「音が異常」「シャワーノズルが変な動きがする」などの症状が現れた場合は取替のサインです。但し、種類によっては、温水洗浄便座のみ交換できる場合もありますのでリフォームに踏み切る前にしっかり商品を確認しておきましょう。
生活環境が変わるタイミング
親が高齢になって介護が必要になった、車いす生活になった、和式だったけど足腰が弱くなってきたから洋式にしたいなど、生活環境が変わるタイミングもリフォームを検討する時期になります。生活環境が変わるとキッチンやお風呂、洗面所のリフォームを考えることになると思います。その場合は併せてリフォームすると安くなる場合が多いので検討してみましょう。またバリアフリーを検討する方は補助金、助成金を使える場合もありますので、最寄りの自治体やケアプランナーに相談してみましょう。
<介護保険を利用したトイレのリフォームはこちら>https://iwill-company.co.jp/%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%ac%e3%83%aa%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/1820/
トイレリフォームの施工費用
施工費用はリフォームの内容によって変わってきます。おおよその施工期間も参考にしてみてください。
・トイレタンクの部品交換:0.6万円~3万円 1~2時間程度
・パッキン交換:1~2万円 1~2時間程度
・便座のみ交換:5~10万円 1時間程度
・洋式から洋式に変更:10万円未満〜20万円台 3時間程度
・和式から洋式に変更:10万円台〜50万円台 3日程度
・タンク付きのトイレからトンクレストイレに変更:10万円~30万円台 3時間程度
・内装も含めた施工:15万円~50万円 1日程度
・バリアフリー対応も含めた施工:30万円~100万円 1週間程度
※施工期間はお客様の状況、施工内容によって前後しますので、詳しくはリフォーム業者にお問合せください。
トイレが寿命を迎える前にリフォームを行うメリット
水道代の節約
最近のトイレは節水技術が進化しており水道代が気になある方は寿命を迎える前にリフォームを検討しましょう。古いトイレの1/4程度の水で済ませることが出来る商品もあり、年間10,000円以上の節約になることもしばしばあります。
掃除の手間が減る
老朽化したトイレは便器のコーティングが剥がれ汚れや臭いがこびりつきやすくなります。
このような状態だと掃除の手間が増え、汚れも臭いも取れづらくなっています。最新のトイレは自動洗浄機能や空気清浄機能がついていたり、汚れがつきにくい素材を担っていたりします。タンクレストイレの場合は凹凸も少なく、隙間も少ないので、掃除の手間が更に省けるでしょう。
便器の種類とメリット、デメリット
組み合わせタイプ
‐メリット
価格が安い、便座のみ交換可能、メンテナンスが容易、組み合わせ方の幅が広い
‐デメリット
隙間が多い、大きい
一体型タイプ
‐メリット
比較的価格が安い、掃除がしやすい
‐デメリット
形が決まっている、便座交換の際商品が限られる
タンクレスタイプ
‐メリット
コンパクト、最新機能が搭載されている、掃除しやすい
‐デメリット
高額、故障した場合丸ごと交換
まとめ
トイレは常に快適な状態で使いたいですよね。寿命は10年程度ですが、細かなところが故障している場合があります。リフォーム業者の施工費もまちまちですので、大事になる前に余裕をもってリフォーム、修理を相談することで安価に済ませることが出来るかもしれません。